会社情報

経営理念

わたしたちは、独自の視点と先進の技術をもって、
世の中にない製品やソリューションを提供することにより、
社会・科学・技術・産業の発展、健康維持、環境保持に貢献し、
世界の人々の生活の質のさらなる向上に寄与します。

ワカイダ・エンジニアリング 6つの特長

1 放射線に携わって25年 2 自社製造による製品開発 3 プロによる自社製品メンテナンス 4 お客様の視点に立った放射線施設管理補助及び作業 5 産学連携による研究、開発 6 新しい分野への挑戦 Future&More・・・ 海外展開も視野に

社長あいさつ

代表取締役社長若井田 靖夫

お客様に応える装置の開発へ

㈱ワカイダ・エンジニアリングは、放射性物質使用研究施設で実験等に使われた放射性物質の処理装置を開発・製造・販売する会社として、1993年(平成5年)9月に創業いたしました。
創業当時は、「放射性有機廃液焼却装置」「遠赤外線動物乾燥装置」「全自動バイアル瓶洗浄装置」などを取り扱い、全国の国公立大学研究所、病院、製薬会社などに納入して参りました。御蔭さまで当社は成長することが出来たと考えております。
この25年で日本の放射性取扱施設も大きく様変わり致しました。
平成12年より活性炭素繊維を使った新しい活性炭素繊維製フィルタの開発に従事し試行錯誤の末、平成17年に完成し、平成18年には東京大学、東洋紡㈱と共同特許出願し平成22年に特許取得致しました。活性炭素繊維製フィルタは、装置と同じ市場に販売しておりましたが、新しく原子力発電所にもマーケットを拡大する事が出来、福島の原発事故の時にも建屋内の放射線量の低減に大きく貢献する事が出来ました。
平成29年には水中微生物の活性化による水質改善装置「WACトルネーダー」を開発し東京大学と共同特許出願をしております。
当社の製品は、お客様のニーズに応えて開発しています。
放射性物質の処理装置は、安全・安心が大前提です。そして使い勝手も重要なポイントです。お客様の研究現場ニーズに応える製品づくり、サービスの提案が当社の特徴です。
放射性実験施設や設備の保守点検、コンサルティングにも力を入れています。
私どもならではの視点で、最適化をご提案しています。私たちは、これまでの経験を活かして、さらに社会に貢献する製品やサービスの開発に挑んで参ります。

現在では、日本国内だけでは考えられなかった新たなニーズが生まれており、海外に迅速に対応していくことが今後の発展に繋がっていくと考えております。

会社概要

社名
株式会社ワカイダ・エンジニアリング
所在地
〒174-0061 東京都板橋区大原町36‐18
TEL.03-3969-3339
設立
1993年9月
資本金
2,500万円
代表者
代表取締役社長 若井田 靖夫
事業内容
  • 実験用放射性物質処理装置の開発・製造・販売
  • 放射線施設の維持、管理業務
  • 活性炭素繊維製フィルタの開発・製造・販売
  • 水中微生物活性化装置の開発・製造・販売
所属団体
  • 日本アイソトープ協会
  • 日本核医学会
  • 大学等放射線施設協議会
  • 製薬放射線コンファレンス
  • 日本放射線安全管理学会

沿革

1993年
本社を東京都練馬区、事務所・工場・メンテナンスセンターを埼玉県和光市内にて創業
1996年
現在地(東京都板橋区)に事務所・工場・メンテナンスセンターを東京事業所として移転
2004年
資本金を2,000万円に増資
2005年
放射性有機廃液焼却装置(特許第3648571号)、廃液中放射性ヨウ素除去装置(特許第3648574号)の特許取得
2006年
RI汚染動物乾燥装置(WINDY2000)の特許取得(特許第3864349号)
2007年
資本金を2,500万円に増資
2009年
活性炭素繊維製フィルタの原子力発電所への納入開始
2010年
「放射性物質除去フィルタ及びそれを用いるフィルタユニット」について、国立大学法人東京大学、東洋紡株式会社と当社が特許取得
(特許第4549388号)
2011年
活性炭素繊維製フィルタを東京電力福島原子力発電所に納入し、原発事故による汚染建物内の放射性濃度を下げることに成功
2012年
放射性物質除去家庭用高性能空気清浄装置(WACジュニア)の販売を開始
2013年
「18FFDG合成室及びそこから排出される放射性物質の除去方法」について国立大学法人東京大学、東洋紡株式会社と当社が特許取得
(特許第5999897号)
2014年
オフサイトセンター並びに一時避難施設に陽圧装置及び活性炭素繊維製フィルタ納入開始(原子力災害対策施設整備)
2015年
放射性有機ヨウ素除去フィルタ(ハイブリッド)特許取得(特許第5700959号)
2016年
ISO9001:2008 取得(登録番号RQ2271)
2016年
原子力災害対策マスクで板橋製品技術大賞受賞(審査委員賞)
2016年
RI汚染動物の脱水乾燥装置の特許取得(特許第5975362)
2017年
ISO9001:2015に移行
2017年
水中微生物活性化装置WACトルネーダーを国立大学法人東京大学と当社で特許を共同出願
2017年
排水環境改善装置「WACトルネーダー」で板橋製品技術大賞受賞(環境技術賞)
2017年
「設立25周年記念感謝の集い」を東京 帝国ホテルで実施
2017年
東京事業所(板橋)を拡大
2018年
建設業の許可取得 管工事業(第148227号)
2018年
「放射性物質を除去する方法」について、東洋紡株式会社と当社が特許取得(18FDG用小型捕集装置)(特許第6368129号)
2019年
ISO9001 更新
2020年
「WAC」商標を中国で取得
2021年
RI汚染動物乾燥装置(WINDY2000)の輸出開始
2021年
「放射性物質除去フィルタ、それを用いる放射性物質除去フィルタユニット及び放射性物質の除去方法」について国立大学法人東京大学、
東洋紡株式会社と当社が特許取得(妨害物質除去)(特許第6928928号)
2022年
2011年の原発事故対応を支えたフィルタとして読売新聞に掲載
2023年
韓国での活性炭素繊維製フィルタ特許取得(特許第10-2526926号)
中国での活性炭素繊維製フィルタ特許取得(特許第ZL2017 80077292.0)
2024年
建物老朽化により東京事業所移転(板橋区大原町)

2024年2月1日 改定

品質方針・行動指針

品質方針

  • 顧客要求事項の把握に努め、顧客から満足を得られる製品を提供する。
  • 法令規制及びISO9001規格で求められる要求事項に基づく品質マネジメントシステムを構築し、順守し、有効性の改善に努める。
  • 全社員一丸となって、品質の向上を目指し、個人の能力向上を図る。
  • 独自の視点と先進の技術を持って、全プロセスにリスク志向の考え方を組み入れ、常に最良のシステムを維持する。

行動指針

  • 全社員が情報の収集により情報の共有に努め、顧客から評価される製品を常に提供する努力を行う。
  • 関係法令規制の洗出しを行い、関係法令順守に全社員で取組む。
  • 品質マネジメントシステムの有効性の継続的改善に努め、常に最良のシステムを維持する。
  • 情報の共有に努め、社内外の教育・訓練により、全社員の能力向上の底上げを実施する。
  • 経営とQMSの統合により外部・内部の課題を明確にし、課題の解決に全社員が取組む。

2016年8月4日株式会社 ワカイダ・エンジニアリング